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華徳院 (杉並区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
華徳院
所在地 東京都杉並区松ノ木3-32-11
位置 北緯35度41分44.5秒 東経139度38分50秒 / 北緯35.695694度 東経139.64722度 / 35.695694; 139.64722座標: 北緯35度41分44.5秒 東経139度38分50秒 / 北緯35.695694度 東経139.64722度 / 35.695694; 139.64722
山号 称光山
院号 華徳院
宗派 天台宗
本尊 閻魔大王
創建年 9世紀
開山 慈覚大師円仁
法人番号 1011305000286 ウィキデータを編集
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華徳院(けとくいん)は、東京都杉並区にある天台宗寺院

概要

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9世紀慈覚大師円仁によって開山された。元々は下野国佐野(現・栃木県佐野市)にあり、「理正院」という名称だった[1]

その後、武蔵国霞ヶ関(現・東京都千代田区霞が関)に移り、慶長年間(1596年1615年)に浅草蔵前天王町(現・台東区浅草橋)に移転した[2]

延享年間(1744年1747年)に「華徳院」に改称した。越後安田藩(村松藩藩主堀直時戒名に由来するという[1]

なお、華徳院改称とともに本尊閻魔大王にしている。かつては太宗寺善養寺とともに「江戸三閻魔」として知られ、縁日には多くの人で賑わったという[1]

しかし1923年大正12年)の関東大震災で焼失し、1928年昭和3年)に現在地に移転した。本尊は、かつて牛込にあった行元寺(現在は品川区に移転)の閻魔大王像を迎え、浅草の旧所在地には堂宇を建てて、輪王寺の閻魔大王像を祀った[2]

1945年昭和20年)の空襲で浅草の堂宇は焼失したが、閻魔大王像は無事だったため、現在は当寺に保管している[2]

墓所

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交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c 大谷光男、嗣永芳照 著『杉並区史跡散歩 (東京史跡ガイド15)』学生社、1992年、31-32p
  2. ^ a b c 110 華徳院【寺院】(松ノ木3丁目32番11号)杉並区教育委員会事務局生涯学習推進課文化財係

参考文献

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  • 大谷光男、嗣永芳照 著『杉並区史跡散歩 (東京史跡ガイド15)』学生社、1992年

関連項目

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